ED(勃起障害)とは
EDは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない」、または「維持できない状態が持続」、または「再発する」という場合に診断されます。
その原因は器質性、混合性、心因性の三つに大別され、加齢、糖尿病、心理的要素、薬剤性要素など多岐にわたります。
症状としては勃起が全くできない、短時間で萎えてしまう、硬さが足りない、時間がかかる等様々です。
ED治療について
当院ではED治療に対して主にPDE5阻害薬を使用します。本邦ではシルデナフィル(バイアグラ®)、バルデナフィル(レビトラ®)、タダラフィル(シアリス®)が使用可能です。ED治療薬は、それぞれ効果の強弱や内服のタイミング、持続時間の長短、食事制限の有無などの違いがあります。
主な有害事象として、顔のほてり、目の充血、鼻づまり、頭痛、動悸などの症状が現れたという報告があります。また、心疾患や肝機能・腎機能障害のある患者様には使用できないケースもあり、狭心症の薬とは併用できません。そのため、十分な問診や必要であれば検査を行った後に処方いたします。
※ED治療は保険診療ではなく自費診療となります。